迷わない!フルートケース選びの3つのポイント
◾️迷わない!フルートケース選びの3つのポイント
フルートケースを探し始めたら、「C足部管」や「H足部管」、はたまた「16穴」や「17穴」といった聞き慣れない言葉に戸惑っていませんか?でも大丈夫!これらはフルートの種類を表していて、ケース選びの重要な手がかりになります。 難しいことは考えなくてOK。次の3つのポイントを押さえるだけで、あなたにぴったりのケースがきっと見つかりますよ!
◾️まずは「足部管」を知ろう!
フルートは大きく3つの部分に分かれます。
・ 口をつける部分が「頭部管」
・ 指で押さえる大部分が「胴部管」
・ そして、右手小指で押さえる一番短い部分が「足部管」
※ この「足部管」が、ケース選びの最初のポイントになります。
1. 「C管」か「H管」かをチェック!
謎の「C」や「H」は、音階の音名を表しています。 ド(C)、レ(D)、ミ(E)、ファ(F)、ソ(G)、ラ(A)、シ(H) そう、音楽の授業で習ったあのドイツ音名です。 では、あなたのフルートが「C管」か「H管」かを確認しましょう。ほとんどのフルートはC管です。見分けるには、楽器を3つに分解したときの一番先にある「足部管」を見てください。
・ C管(C足部管):最低音が「ド」
・ H管(H足部管):最低音が「シ」。C管より少し長く、キーが1つ多いのが特徴です。
もし、ご自身の足部管が少し長くてキーが1つ多いなと感じたら、それはH管かもしれません。
・図上、C管(C足部管)
・図下、H管(H足部管)
2. 「16穴」と「17穴」って何?
ネットでケースを探していると、「16穴」や「17穴」という表記を見かけることがありますよね。これは、フルート本体に空いている穴の数を表しています。
・ C管は16穴
・H管は17穴
足部管が長いH管は、必然的に穴の数も1つ増えるんです。
とりあえず「16穴が基本の数」と覚えておけば、混乱することはありません。
3. メーカーも忘れずに確認!
ケース選びでもうひとつ大切なのが、ご自身のフルートのメーカーです。 ヤマハ、パール、サンキョウ、ムラマツなど、メーカーによって微妙なサイズや形状の違いがあります。せっかくケースを買っても、楽器がうまく収まらないなんてことになったら大変ですよね。 ネットではすべてのメーカーのケースが見つからないことも多いので、もし見つからない場合は、お近くの楽器店に相談するのがおすすめです。少し面倒に感じるかもしれませんが、余計な出費を防ぐためにも、プロの意見を聞くのが一番です。もちろん、フルートの先生に相談してみるのもいいですね。
◾️まとめ
フルートケースを選ぶときは、次の3つのポイントを思い出してください。
・自分のフルートがC管かH管かを確認する
・「16穴」と「17穴」はC管とH管の違いだと理解する
・メーカーも忘れずにチェックする
この3つを押さえれば、大切な楽器を守るぴったりのケースが必ず見つかります。
ぜひ、納得のいくケース選びを楽しんでくださいね。
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